対人ゲーマーが音ゲーをやったら得することがある

はじめに、自分の音ゲーの腕はよくて上の下程度です

めちゃくちゃに上手い人たちから見たら稚拙に見えるかもしれませんが寛容な目線で見てくれたら嬉しいです

 

本題入ります

音ゲー、特にアーケードで展開しているゲームには複数の優れた要素があり間接的に他ジャンルのゲームにも活かせるものもあります

その活かせる要素を大まかに言うと上達の考え方が身につくことです

音ゲーは対人ゲームのように外的要員が少なくひたすらに自分との戦いになっていて、長くやっていると加点より減点寄りのゲームになるのでその分ストイックな姿勢になりがちだからです

 

アーケードに限定する理由としては端末差が少なくレギュレーションが定められている分他者との比較がより正確になるからです。一人用で自己完結しているジャンルではありますが比較対象が無いと得手不得手はわかりませんから

 

利点をいくつかに分けて説明していきます

1.成長、停滞の客観的判断をゲームが教えてくれる

音ゲーはスコアの記録や段位認定モード等、成果の分析に非常に重きを置かれてます

ざっくり言ってスコアが伸びたら成長期、伸びないときは停滞期とわかりやすいです

これをゲームが提示してくれるということが非常に大事で、「なんとなく上手くなってる気がする」を高解像度で示してもらえるといえば伝わりやすいかなと

「もしかして上達してるかも」が即成果(スコア)として出て答え合わせできるので、正解だった場合に成長期や調子が良い時の感覚が身についていきやすいです

他のゲームでは難しい「気づく」というプロセスもシステムが補助してくれているので上達の効率が上がります

 

関係ないけど快楽物質が出やすいゲームジャンルなので停滞しても続きやすいのは構造としてかなり凄いと個人的に思います

 

2.自己分析能力が上がる

音ゲーは曲ごとに譜面があり、譜面ごとに特徴があるのでその特徴を自分が得意かどうかがスコアにはっきりと現れます

特徴について簡単に例を出すとビートマニアでスクラッチが多い譜面等ですね

クラッチ譜面が苦手だけど鍵盤はある程度いけるので鍵盤寄りの譜面なら少し上に挑戦しても大丈夫だろう・・・みたいな感じです

これをデータで分析できなかった場合、必要以上にメンタルをやられたりそもそも苦手分野に気づかず対処が遅れたりするので単純に損です。他ゲーで経験したことある人も多いんじゃないでしょうか

 

3.成長の導線を自分で作れるようになる(言いたいことはこれ)

得意不得意の分野把握ができるようになる+上達してる感覚を補助的に成果として出してくれる環境にいると、何をすれば上達するのかという疑問に対して理論的に解決する思考に親しくなります

1.2が合わさることで、問題提起→解決の「良い癖」がつくんですよね 勿論個人差はあると思いますが自分はこの能力は確実に音ゲーで培われました

 

4.思考の中の本能的な部分に触れやすくなる

これは自分が特にしてるだけかもしれないんですが・・・音ゲーって結局色々考えてもめちゃくちゃはやく降ってくるノーツを捌いてる間はほとんど本能で動いてます

なので事前に対策として考えたことを実行するにはどこかで合間を縫って理性を働かせて思考を挟まないとできません(自分はマラソン中に呼吸するようなイメージで思考を挟んでます)

本能が多く働く場面で思考を挟む経験自体を増やせることで、ゲームスピードの早い他ゲーでも落ち着いて状況把握ができるようになったのは音ゲーのおかげもある気がします

 

大体こんな感じです もしかしたら加筆するかも

一つのゲームである程度の領域まで達した人は他のゲームに移行しても上達が早い(応用が効く)というのは定説だと思いますが、音ゲーは自分に対してストイックな側面が多い分その色が強いと思います

 最初にアーケードに限定していると書きましたが、新たに音ゲーをやり始める場合は環境があればクラウド配信の家庭用がかなり整ってきているので専用コントローラーを買って家でやるのも一つの手だと思います。

最初の段階は割と飛ばし飛ばしで上達するのでレギュレーションを気にしなくて良いのと、気軽にゲーセンに行くのも世間体的に厳しい時期なので

ゲームにもよりますがサウンドボルテックスとかいうゲームは曲ラインナップも良いのでオススメです

 

やろう、音ゲー。ちなみにサウンドボルテックスとかいうゲームがオススメですえっちだし